このギター・レッスンでは、コード・ダイアグラムの読み方を学びます。 コード・ダイアグラムとは、指板上のどこに指を置けば、特定のコードが鳴るかを示した図形のことです。 よく、楽譜の一番上や、楽譜全体にコード・ダイアグラムが書かれていることがあります。
コード・ダイアグラムは、ギターの弦を表す6本の縦線と、フレットを表す数本の横線から成ります。 左端の弦がLow E、右端の弦がHigh Eを表しています。また、指を置く場所を示す黒い点だけでなく、数字が入った黒い点もあります。
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もう一つ、コード・ダイアグラムの記号を覚えておきましょう。 図の上部にある長方形のブロックは、ギターのナットを表しています。 もしナットが見えない場合は、ダイアグラムの左側にある数字が、どのフレットにいるべきかを示しているのでしょう。 弦の上にある「X」は、その弦をミュートするか、弾かないようにすることを意味します。 弦の上に黒い点や丸がある場合は、その弦を開放して弾くべきことを意味します。 複数の弦にまたがっている黒い太い線や円弧はバーを表します。
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さて、コード・ダイアグラムの記号の意味がわかったところで、いくつか例を挙げてみましょう。 まず、オープンGメジャー・コードから始めます。 このコードのダイアグラムを見ると、6弦の3フレット、5弦の2フレット、1弦の3フレットに点がついています。
次に、G メジャー・バー・コードを弾いてみましょう。 この例では、6本の弦に黒い太い線か弧が見えます。 これが1本目の指のバーです。 図の左側に「3」とありますが、これは3フレットに置くという意味です。 この図には、さらに3つの点があります。 これは、3本目の指を5弦の5フレットに、4本目の指を4弦の5フレットに、そして2本目の指を3弦の4フレットに、それぞれ置いていることを表しています。
コード・ダイアグラムを読むのは、最初はゆっくりかもしれませんが、続けていると、あるコード・ダイアグラムを瞬時に見分けることができるようになります。
コード・ダイアグラムを読むのは、最初はゆっくりかもしれませんが、粘り強く続けていけば、ある種のコード・ダイアグラムを即座に認識できるようになります。
このギター・レッスンを終えたら、ギター理論やギター楽譜の読み方についてもっと学びたくなるかもしれませんね。