舌癌は、舌上の位置、もしあれば他のどの部分にも広がっているか、どの程度舌に関与しているか、舌の筋肉にどれだけ深く侵入するかによって説明されます。 したがって、舌癌を理解するためには、まず舌の解剖学的な背景知識を得ることが重要です。
舌は厚く筋肉質で、口腔舌と舌根という大きく二つの部位からなる臓器です。 この2つの部分は、舌の味蕾の一部がある、舌の表面にあるドーム状の突起である円形乳頭によって隔てられています。 医師が舌癌について話す場合、通常、口腔内の舌の癌を指します。
Oral Tongue
The oral tongue is the part that is visible when the mouth is open. It refers to the front two-thirds of the tongue, and is part of the oral cavity. The oral tongue is capable of moving in multiple directions and also plays a critical role in articulation (or speech). It also helps to manipulate food during chewing and to prepare the food to be moved to the oropharynx.
The oral tongue contains 4 different parts:
- Tip: this is the front part of the tongue.
- Lateral border: this is the side of the tongue, and there is one on the right and one on the left of the tongue.
- Dorsal surface: 舌の上側で、口の中の天井に最も近い部分です。
- Ventral surface: 舌の下側で、口の底に最も近い部分です。
舌根部
舌根部は実際には口腔ではなく喉の一部で、中咽頭と呼ばれています。 舌根は、舌の奥にあるため、口を開けても見えません。 舌根部に発生するがんについて、詳しくはこちら
舌は大部分が筋肉ですが、粘膜で覆われています。 舌癌の多くは、この粘膜から始まります。 この粘膜は、口腔内の他の部位、特に口底部、後臼歯部、前扁桃柱などの粘膜とつながっています。 したがって、舌粘膜から始まったがんは、容易に口腔内の他の部位に転移する可能性があります。
舌の筋肉は、外在筋と内在筋に分けられます。
- 外在筋は、舌の外のどこかから始まって舌の中で終わり、舌をさまざまな方向に動かす役割を担っています。