フランシス S. コリンズ博士は2009年8月17日月曜日、正式に国立衛生研究所(NIH)の第16代所長として宣誓されました。 コリンズ博士は、疾病遺伝子の画期的な発見とヒトゲノム計画におけるリーダーシップで知られる医師・遺伝学者で、1993年から2008年まで NIH の国立ヒトゲノム研究所 (NHGRI) の所長を務めました。 この驚くべき国際プロジェクトは、2003年4月、ヒトのDNAの配列が完成し、最高潮に達しました。
コリンズ博士自身の研究室では、嚢胞性線維症、神経線維腫症、ハンチントン病、家族性内分泌がん症候群、そして最近では2型糖尿病の遺伝子やハッチンソン-ギルフォード早老症の原因遺伝子など、数多くの重要遺伝子を発見してきました。 また、個別化医療に関する新刊『The Language of Life』の著者でもあります。
コリンズ博士は、バージニア大学で化学の理学士号を、エール大学で物理化学の博士号を、ノースカロライナ大学チャペルヒル校で医学博士号を優等で取得しました。 医学研究所および米国科学アカデミーの選出メンバーでもある。 2007年11月、大統領自由勲章を授与された。 2009年10月7日、ホワイトハウスの式典で、米国政府から科学者に贈られる最高の栄誉である「国家科学メダル」を受賞。